なぜ国民は,国が定めた福島の公立小学校における子供の放射能許容量年間20ミリシーベルトに対しては抵抗をするのに,農産物や魚介類の暫定基準値の安全を信じて販売したり食べたりできるのだろうか。どちらの基準値も同じ所(日本政府)が決定したものなのだが…。
 東京にいた外国人が自国に戻って体内の放射能検査をしたらセシウムが検出された。千葉などの主婦の母乳からもセシウムが検出された。千葉の土壌を日本ではない国(フランス)の専門機関に送って調べてもらったら,ヨウ素とセシウム以外の様々な放射能が高い値で検出された。
 国民が,なぜ国の発表する空間放射線量や土壌放射能,様々な放射能暫定基準値を信じて安全だと思うのだろうか。国は国民の健康や安全を大切に考えておらずひどいと思うが,国民が考えていることも最近私にはわからなくなってきた。