今日の朝日新聞が,「岩手沖の海底土からセシウム初検出」と伝えている。初検出って…。初めて調べたのだから当然初検出だろう。これまでずっと定期的に調べてきて今回初めて検出されたというような言い方は新聞社もやめてもらいたい。「岩手沖の海底土を初調査。セシウム検出」としなければ,実態が正確に伝わらない。朝日の表現は,国のいつもの表現と同じである。これまで検査をしないことが最大の問題点なのに,その部分がスルーされている。
それはさておき,何度もこのブログでいってきたが,農産物,飲食物の詳細で定期的な調査を行わなければ,だまって我慢して放射能を食べてくれと言っていることと同じである。放射能が含まれている,含まれていないと言う前提としてとにかく調査をしなければ話にならない。今回海底のセシウムが公となってしまった岩手県も,こうなってしまった以上はいやかもしれないがワカメなどの海産物や魚介類の詳細な調査を行うべきであろう。検査もせず,このまま世間が静かになるのをじっと待つようなことはしないでもらいたい。さらに言わせてもらえば,岩手より遠い中部,四国,中国,九州にある県のほうが詳細かつ定期的に農産物や土壌の調査を行っている。自分たちの県で採れた野菜はもちろん,他県から入ってくる野菜の放射能量を定期的に調べてから市場に出している県もある。関東でも学校給食に出される野菜を毎日(1品だけだが)放射能検査をしている市もある。学校の校庭調査も当たり前である。意図的か怠慢か能力の問題かよくわからないが,全国の放射能に対する調査の様子を見ていると,岩手県はほとんど調査をやっていないに等しい状況だ。四国と同じ広大な面積の岩手で毎日空間放射能を調べているのはたった1カ所である。牧草や農産物検査は数回やったきりで(この時は放射能が出てきた),7月に入ってからは結果がサイトになく,検査をやっているのかどうかもわからない。採れた魚の放射能を調べたことがあるのか。昨日採れたわかめは?今日スーパーで売られている牛乳は?。県内に多くある高原や農場の土壌は?学校の校庭は?何か調べてるだろうか。「安全だ,大丈夫だ!」というが,定期的に正確な調査をしなければそのようなことは本来言えないことだ。
岩手は福島原発に比較的近い。もう少し全国の都道府県の取り組みを調べたり,地元紙ではなく全国紙を毎日見たり(今日の地元有力紙「岩手日報」には,岩手県沖の土壌のセシウムのことがないようだ),複数の専門家の主張を調べたりしながら,東北大学の専門家(放射能調査に詳しい研究科がある)と連携しながら最低限の仕事はやってもらいたい。あまり重要でないことをやってもらうために県民税を払って県職員を食わしているのではない。県民は自分たちのためにお金を出して県職員をやとっているのである。慣れると誰でもできるようなルーチンワークだけだったら,安い給料で働くアルバイトで十分だ。
岩手県民は物静かで県に何も言わないようなので,代わりにここで要求する。大学の専門家に依頼して(岩手県の検査機関ではだめである。私は縁があってその検査機関を見学したり検査をしている人々から話を聞いたことがあるが,素人同然の人が高度な検査機器を使いこなせずに困っていたり,時間つぶしに簡単な検査器具をいじっている印象であった。おそらくこの人々では正確な検査ができないなというのが当時の感想だった),詳細で正確な調査を毎日行ってください。人に言われる前に,自分からやってください。
保守的で殿様意識の田舎県職員で終わらずに,全国や世界等から広く情報を集めて分析研究をしたり,意識もスピードも処理能力も早く全国レベルに追い付くようがんばらなければならない。岩手県職員よ,もっと自分の仕事に誇りを持て!。そして被災地として全国の行政の手本となるような放射能検査体制や沿岸部での革新的な街づくり,エネルギー対策などを示し実行してもらいたいものである。目を覚まし死ぬほど働いてもらいたい。
それはさておき,何度もこのブログでいってきたが,農産物,飲食物の詳細で定期的な調査を行わなければ,だまって我慢して放射能を食べてくれと言っていることと同じである。放射能が含まれている,含まれていないと言う前提としてとにかく調査をしなければ話にならない。今回海底のセシウムが公となってしまった岩手県も,こうなってしまった以上はいやかもしれないがワカメなどの海産物や魚介類の詳細な調査を行うべきであろう。検査もせず,このまま世間が静かになるのをじっと待つようなことはしないでもらいたい。さらに言わせてもらえば,岩手より遠い中部,四国,中国,九州にある県のほうが詳細かつ定期的に農産物や土壌の調査を行っている。自分たちの県で採れた野菜はもちろん,他県から入ってくる野菜の放射能量を定期的に調べてから市場に出している県もある。関東でも学校給食に出される野菜を毎日(1品だけだが)放射能検査をしている市もある。学校の校庭調査も当たり前である。意図的か怠慢か能力の問題かよくわからないが,全国の放射能に対する調査の様子を見ていると,岩手県はほとんど調査をやっていないに等しい状況だ。四国と同じ広大な面積の岩手で毎日空間放射能を調べているのはたった1カ所である。牧草や農産物検査は数回やったきりで(この時は放射能が出てきた),7月に入ってからは結果がサイトになく,検査をやっているのかどうかもわからない。採れた魚の放射能を調べたことがあるのか。昨日採れたわかめは?今日スーパーで売られている牛乳は?。県内に多くある高原や農場の土壌は?学校の校庭は?何か調べてるだろうか。「安全だ,大丈夫だ!」というが,定期的に正確な調査をしなければそのようなことは本来言えないことだ。
岩手は福島原発に比較的近い。もう少し全国の都道府県の取り組みを調べたり,地元紙ではなく全国紙を毎日見たり(今日の地元有力紙「岩手日報」には,岩手県沖の土壌のセシウムのことがないようだ),複数の専門家の主張を調べたりしながら,東北大学の専門家(放射能調査に詳しい研究科がある)と連携しながら最低限の仕事はやってもらいたい。あまり重要でないことをやってもらうために県民税を払って県職員を食わしているのではない。県民は自分たちのためにお金を出して県職員をやとっているのである。慣れると誰でもできるようなルーチンワークだけだったら,安い給料で働くアルバイトで十分だ。
岩手県民は物静かで県に何も言わないようなので,代わりにここで要求する。大学の専門家に依頼して(岩手県の検査機関ではだめである。私は縁があってその検査機関を見学したり検査をしている人々から話を聞いたことがあるが,素人同然の人が高度な検査機器を使いこなせずに困っていたり,時間つぶしに簡単な検査器具をいじっている印象であった。おそらくこの人々では正確な検査ができないなというのが当時の感想だった),詳細で正確な調査を毎日行ってください。人に言われる前に,自分からやってください。
保守的で殿様意識の田舎県職員で終わらずに,全国や世界等から広く情報を集めて分析研究をしたり,意識もスピードも処理能力も早く全国レベルに追い付くようがんばらなければならない。岩手県職員よ,もっと自分の仕事に誇りを持て!。そして被災地として全国の行政の手本となるような放射能検査体制や沿岸部での革新的な街づくり,エネルギー対策などを示し実行してもらいたいものである。目を覚まし死ぬほど働いてもらいたい。