スーパーに行くとたくさんの野菜が並んでいる。むしろ原発事故以前より多くなっているようにも感じる。しかし,これらの野菜にはいったいいくらの放射能が含まれているのだろうかと思うと,なかなか手が出ない。山積みになっている異常な量も,かえって不安をあおる。この不安は,やはり国が農産物の放射能基準値を何十倍も引き上げたことにあるのだろう。国は,国民の短期的な不安を防ごうとするあまり,長期にわたって社会が混乱をするような判断ばかり行っているように見える。
調べてみると,農産物や魚介類,肉類の日本の放射性ヨウ素の基準値はキロ当たり2000ベクレル,アメリカの輸入基準がキロ当たり170ベクレルとなっている。もし日本の基準値である2000ベクレルが本当に安全な値なら,アメリカの輸入基準値もそれと同じか,それに近い値になっているはずだ。
日本は,国民の口に入る食品や子どもが浴びる放射能の基準値を非常に高くしている。国民の生命や財産を守るべき政府がなぜ逆のことばかりやるのだろうか。物理的にできないことだからという理由があるならわかるが,基準値を元に戻したり校庭の土を削ったりすることは今日にでもできる簡単なことであるし,農家の人々の仕事を守るという理由なら,一時的に仕事を失う農家の人数と長年にわたって健康被害を受ける国民の人数を比較すると,取るべき選択肢は明らかである。野菜出荷を禁止すると農家への賠償が大変だからというのも,賠償金はどうせ国民のお金なのだから政治家は痛くもかゆくもないだろう。
例えば戦争相手の他国などが,被害を与えるために日本へ輸出する農産物の放射能基準値を高く設定するならわかるが,なぜ我々の代表者がごまかしたりうそを言ってまで我々国民に危害を与えようとするのか目的がわからない。
調べてみると,農産物や魚介類,肉類の日本の放射性ヨウ素の基準値はキロ当たり2000ベクレル,アメリカの輸入基準がキロ当たり170ベクレルとなっている。もし日本の基準値である2000ベクレルが本当に安全な値なら,アメリカの輸入基準値もそれと同じか,それに近い値になっているはずだ。
日本は,国民の口に入る食品や子どもが浴びる放射能の基準値を非常に高くしている。国民の生命や財産を守るべき政府がなぜ逆のことばかりやるのだろうか。物理的にできないことだからという理由があるならわかるが,基準値を元に戻したり校庭の土を削ったりすることは今日にでもできる簡単なことであるし,農家の人々の仕事を守るという理由なら,一時的に仕事を失う農家の人数と長年にわたって健康被害を受ける国民の人数を比較すると,取るべき選択肢は明らかである。野菜出荷を禁止すると農家への賠償が大変だからというのも,賠償金はどうせ国民のお金なのだから政治家は痛くもかゆくもないだろう。
例えば戦争相手の他国などが,被害を与えるために日本へ輸出する農産物の放射能基準値を高く設定するならわかるが,なぜ我々の代表者がごまかしたりうそを言ってまで我々国民に危害を与えようとするのか目的がわからない。