神奈川県で,茶葉から1キログラムあたり570ベクレルのセシウムが検出された。それを加工した「荒茶」になると,3千ベクレルであったそうだ。
 荒茶の検査を要請された静岡県の川勝平太知事は「生茶葉と飲用茶で十分」として検査そのものに応じないという。そしてほとんどの自治体も同調しているとのことだ。このような放射能が広がっている中で,検査そのものを拒否する人は原発事故後初めてではないだろうか。私は,人としてこの静岡県知事よりも悪党を知らない。ヒットラーでもアルカイダでも東電でも菅総理でも,その行動が客観的には問題があろうと,本人は本当にそれが正しいと思い込んでおこなっていたはずだ。しかしこの静岡県知事は,自分が悪いことをやっていると自覚して日本の全国民に放射能入りのお茶を飲ませてやろうと計画をしている。これはふざけたテロである。政府なり警察は,一刻も早く放射能入りのお茶を日本全国に流通させようとする悪だくみを阻止しなければならない(現時点でも流通し続けている)。