福島第一原発の敷地内でプルトニウムが検出された時,東電や政府のおかかえ研究者たちが「プルトニウムは重いので,数センチ(数十センチ?)しか飛べない」と話しているのを何度も見た。しかし,原発事故後にハワイやアメリカ西海岸で通常より十倍以上のプルトニウムが検出されている(ハワイで43倍)。
 日本の全国各地(土壌や川,海,浄水場,地下水,下水,そして飲食品工場の敷地や工場内など)において,ヨウ素とセシウムだけなどといわず,それ以外のプルトニウムやウランなどすべての放射性物質の値を調査するよう,フリーの記者たちは合同記者会見の時に要望を出してもらいたい。