1号機の原子炉格納容器を水で満たすことが可能かどうかロボットで格納容器を調べた結果,特に異状がないためこの計画を進めるとのことだ。しかし,先ほど18時ごろから行われた合同記者会見において,東電担当者はロボットは奥のほうには行けなかったと正直に話していた。いったいどういうことなのだろうか。水棺作業をやるという結論ありきで,ロボット調査はカモフラージュだったのか。大量の水を入れて格納容器が非常に重くなってしまうと,次の大きな地震で左右に揺れた場合に容器を支えている部分などは耐えられるのだろうか。危険を冒してまでこれを実行するしか他に手段がなくなったのか。冷却装置の復旧はもう無理になったのだろうか。水素爆発の影響で,4号機の使用済み核燃料プールの強度も半分以下に落ちているという。実は手の施しようがなく,悪い方向に一歩一歩進んでいるという状態になっていなければよいのだが…。
高濃度の汚染水が海に流れた写真も低濃度の汚染水を大量に海に放出したことも偽装かもしれないという専門家もいる。私の予想が外れていてくれることを祈りたい。
高濃度の汚染水が海に流れた写真も低濃度の汚染水を大量に海に放出したことも偽装かもしれないという専門家もいる。私の予想が外れていてくれることを祈りたい。