出荷規制がなされている野菜の市場への流通が止まらない。前回はイオンで,今回は生協で販売された。農家の人は「急な注文が入ったから売ってしまった」というし,生協はその事実がわかった後も県に報告をしていなかった。これが現実である。
 放射能であろうとヒ素であろうと,健康に害を及ぼすものが含まれているものを意図的に販売した(あるいは野菜をよく調べたり規則をよく確かめないで販売した)人を禁固20年の刑にすることに決めれば,一発でこのような犯罪まがいの行為は消えることだろう。厳しい罰則がないから,不特定多数の国民の健康を害するようなテロまがいの行為がなくならないのである。