東北地方は現在、沿岸地域はもちろんだが、ほとんど被害のなかった内陸の大きな市でもスーパーに行くと食料や灯油、ガソリンなどがない。石油ファンヒーターや石油ストーブの家では、あと数日で暖房機器が使えなくなる(停電は回復している)。沿岸地域では、食料、飲料水、公民館や体育館などの避難所で使う大型ストーブ、紙おむつ、粉ミルク、ホッカイロなどが不足している。
 東京より西の県や市町村などの自治体や企業はすでに被災地へ物資を送っているのだろうか。東北道は閉鎖されているが、緊急車両や物資を運ぶための車両が通るために一般車両の利用を禁止しているのである。到着できるかなど心配せず、被災地が必要としている物資をどんどん送ってもらいたい(まずは市や町へ。そこから担当者が沿岸に運ぶ)。