最近のNHK大河ドラマはドタバタ劇の軽いものが多い。もちろん大金が使われているのでセットや道具などは今までと同じくしっかりとしているが、役者の演技力や演出、シナリオ、テンポなど、全体的なレベルが数十年前に比べるとかなり落ちている。特に配役が問題で、経験が浅かったり実力があまりないような役者さんの起用が目立ち、声を張り上げて必死に演じれば演じるほど見ているほうにとってはただうるさいだけで疲労感だけが残ってしまう。見た後は「フー、ようやく終わった」という思いだ。このようなドラマなら、民放でいくらでも見られる。「それなら見なければいいじゃないか!」といわれそうだが、数十年の間ずっと見てきた習慣もあるので一応見ようとは思う。しかし実際「今日は見なくていいな」と思い、テレビをつけずにボーッとしている日もある。
制作サイドのメンバーも若者に代替わりをしたのだろうか。昔の「武田信玄」や「独眼流政宗」のような安定感や重厚感のある骨太のドラマが見たいものだ。
制作サイドのメンバーも若者に代替わりをしたのだろうか。昔の「武田信玄」や「独眼流政宗」のような安定感や重厚感のある骨太のドラマが見たいものだ。