昨日、日本の国技は八百長だったことが明らかになったという報道がなされ、その後どうなったのか知るために、お昼の各局のニュースを見てみた。そうしたら、テレビ朝日をのぞいた全ての局が、この相撲の八百長問題を長い時間をかけてトップで扱っていた。その次にエジプトの大きな反政府デモであったり九州の新燃岳が今日も噴火したとのニュースであった。ではテレビ朝日は何をトップに報じたかというと、どこかの地方の火事のニュースであった。この局は、サッカーアジアカップで日本対韓国の試合で旭日旗がスタジアムになかったにもかかわらず、以前にどこかで行われた試合の際の旭日旗の映像をもってきて「これですね」などとねつ造し、「やっぱりあった」「いやそんなはずはない」と韓国や日本のネット上を非難の応酬の場としてしまった局でもある。お互いにあったわずかな信頼感まで根こそぎ崩壊させた。テレビ朝日の意識や社会感覚にはたいへんなものがある。
 以前にも似たような記事を書いたことがある。その時は、日本社会のためにも他局の報道幹部を招いて研修をしたりしたほうがよいと提案したはずだ。とは言っても、このブログを見ていないだろうからここで改善策を示しても何もならないのであるが…。自分の能力を自覚し、あまり目立たないようにやることも、日本社会のためになることをわかってもらいたい。