輸送船こうのとり2号機が打ち上げに成功した。担当者による発射のカウントダウンは、「さん、にい、いち、ゼロ」というものだった。この言い方は日本人が一般的に用いる表現だが、なぜ最後だけが英語になるのだろうかといつも思うのである。「スリー、にい、ワン、れい」などといったようなずっこけそうなおかしさを感じる。
 最後を「れい」にすると締まらないというのであれば、はじめから「スリー、ツー、ワン、ゼロ」と言うか、「さん、にい、いち、発射」でもよいだろう。「さん、にい、いち、いってらっしゃい!」というのも洒落ている。
 最後の一言だけ突如外国語にするのは変な感じがする。