この１年を振り返って

　政治も経済も、あまりよい年であったとはいえない。国際的にも信用を落とした。やはり政治の混乱が各方面に波及して、暗い日本になってしまったように思う。政治の混乱の原因は、何度もこのブログで書いてきたので詳しくは書かないが、今の民主党人事にしても小沢問題にしても沖縄問題にしても、マスコミがおもしろ半分に偏った報道を繰り返し行うことで国民を扇動し、国民（世論）が民主党をあそこまで追い詰め崩壊させてしまったことにある。本人達が意識していようといまいと、この国をだめにしている陰の指導者はマスコミで、実行部隊が国民という構図である。
　民主党議員達はあまり落胆したり責任を感じたりすることはない。やはり民衆というのは愚かなんだなあと心の中で笑っていればよい。どうせ困るのは自分達国民なのだから。
　国民は、参議院選挙で民主党から翼をもぎとり、飛べなくしてから棒でたたき続けた。国民は、検察の厳密な調査によって２度も不起訴となっている小沢氏の問題を最重要視し続け、国民生活や外交を不安定なものにしてまで得られたものはなんだったのか自問自答してほしい。
　自分達は何を望んでいるのか、またその望みをかなえるためにはどのような行動をしていけばよいのか、過去の失敗から学び来年に生かしてもらいたいものである。


　私自身のこの１年を振り返りますと、このブログだけでは読者の人数にも限界があり社会を改善させていくのは難しく、全国紙の読者欄にもたびたび掲載をさせていただいてきました。来年も「もう１つの視点」を示して世論を健全なものにすることで政治を高いレベルで安定させ（悪口レベルやおふざけのマスコミレベルではなく）、誰もが安心して暮らせる力強い日本をつくっていくお役に少しでも立ちたいと思っています。

　皆様、よいお年をお迎えください。