サイコロ教師

「キス」とか「鼻くそ」、「抱きつき」などと書いた自作のサイコロを使って指導をしていた小学校教師が問題になっている。その教師の教え子達は、実際にキスなどをしてきたりすることはなく、楽しくしようと思ってやってくれていたので先生を辞めさせないでと訴えているらしい。
　子どもは、目標とする大人がいないから不良になったりやる気のない大人になったりするという教育学者もいる。教師は子ども達の尊敬や目標の対象であり続けるべきだろう。
　このサイコロ教師はおもしろくて退屈しない先生だったかもしれないが、この教師のように下品でふざけた大人になりたいと思う教え子はいなかったであろう。やはりこの人物は教師として失格である。