南北砲撃戦への日本の対応

　韓国と北朝鮮の武力衝突をうけ、衆議院予算委員会で集中審議が行われた。日本としての今後の対応や日本に砲撃された場合の対処などについてどうなっているのか等を話し合うのかと思いテレビをつけたら、自民党は菅総理の今回の対応について重箱の隅をつつくように難癖をつけて菅総理を攻めていた。非難をする相手が違うだろう。こんな大きな事態がすぐそばで起きても、自民党は大切なことを話し合わずに、総理をやめさせるための悪口しか言わない。補正予算の審議でもそうであるが、自民党は国会議員としての役割を果たさずに目的が菅総理を辞めさせることだけになってしまった。
　自民党がここまで落ちたのは、石原幹事長をはじめ、大島氏、小池氏、山本一太氏、世耕氏などのような、経験や能力があまり無いのにプライドがとても高く人を責めたり悪口を言ったりすることが大好きな人々を重要なポストに集めてしまったことにあるように思う。
　もともと谷垣氏は人間的にも能力的にも素晴らしい人だったので、非常に残念である。最近の自民党の行動が好きだという国民はいないであろう。谷垣氏には、もう一度原点に戻って自分自身の信念、やり方で、日本のために活動を行ってもらいたい。