政局を見ていると足の引っ張り合いばかりして国民がかわいそうだ、とテレビでコメンテーターが話していたが、国民はかわいそうではない。ねじれ国会は(先の参院選で)国民が望み、国民自身がつくったのだ。
 自民党と民主党のやり取りを見ていると、高飛車で攻め続ける中国とひたすら低姿勢でおどおどしている日本の姿を見ているようだ。個人的には、民主党には外交においても国内経済においても、難癖ばかりつけている自民党の顔色を伺うことなく自信を持って堂々と思ったように活動ができる状態を与えてやりたかった。ほぼ対等の2つの党が国を動かすのでは、両者の間で衝突も起きるし誰もリーダーシップが発揮でずに弱腰の政治しかできなくなってしまう。やはり1つの党が一定期間権力と責任を持ち、他党や国民、マスコミの言ういい加減なことにもいちいち配慮することなく、力強く堂々と国を引っ張っていってもらいたいと思う。それで4年ほどやらせて、だめだったら今度はもう一方の党に投票をすればよい。

 菅氏の様子を見ていると、もはや以前のように日本をよくしようという意欲や元気が感じられないが、参議院では自民が多数党のため自分の思ったようにできないのだから当然のことである。しかし、このまま何ヶ月も何年も過ぎていくのは国益上よくない。そこで政界の大きな再編成をしたらどうであろうか。
 党の規約も執行部も全てなくして、自民か民主の(党の名前もべつに変えてもかまわない)どちらの党に所属するかをくじで決め、まずは半数位になるように元議員をわける。ベテランが一方に偏ると困るので、当選回数ごとに3グループくらいに分けて、その中でくじを引くようにする。自民から分かれて困っている国民新党や立ち上がれ日本などの議員も参加させる(共産党と社民党と公明党からも希望があればくじ引きに参加させる)。そして、集まったメンバーで話し合って執行部を決めていくというのもおもしろいのではないだろうか。どうせ今の自民であろうと民主であろうと、目指しているものや物事の進め方における理想にかわりはないのだから。
 数十年の政治のゆがみが徐々に壁のように大きくなり、すべてが行き詰ってしまったのである。ここで一回壊しても今以上のマイナスにはならないだろう。学校でも企業でも同じメンバーで長くやっているとよどみが生まれるから、新鮮な風を取り入れて更に向上をしていくっために転勤というものがあるのである。
 5年程先をめどに先日ブログで述べたねじれの原因ともなる形式的存在の参議院の廃止と、2大政党制の確立を成し遂げてもらいたい。