ゴルフは詳しくないが、ニュースを見ていると何日かかけて18ホール(その倍?)戦っているようである。上位選手達は1ホールや2ホール失敗しても、すぐに自分自身で気持ちをしっかりと保ち集中してがんばっている。
 先日行われていた世界女子バレーをみていると、試合の波みたいなのがあり、調子が悪くなると立て続けに点数を取られたりしていた。しかし選手達は気持ちを最大限に奮い立たせ集中してその波を断ち切って戦っていた。
 卓球でもフィギュアスケートでもそうであるが、スポーツの試合というものは試合中にズルズルと負け続けたり失敗し続けたりするのではなく、不利な状態になった時でも落ち着いて全力を出してその状態から脱し、勝利を目指すものであろう。
 しかし、野球のピッチャーだけは調子が悪くなるとすぐに選手を交代する。たしかに交代しないで続けていると、次々に打たれてどんどん悪い結果となっていく。ピッチャーというものは、なんと精神的に弱いものなのだろうといつも思ってしまう。私には、厳しい練習に耐え、努力をし、精神的にも鍛えられてきたスポーツマンのようにはみえないのである。