計画的な不特定多数への犯罪行為

　麻薬の密輸が後を絶たないらしい。犯人としてみれば、自分が捕まった時の罪の重さと天秤にかけ、捕まってもまあしょうがないかという判断なのだろう。例えば、中国のように麻薬の密輸は死刑とし、そのことを国民に周知徹底すれば、日本人によるこの種の犯罪はすぐにでもなくなるであろう。
　暴力や殺人などのような感情的、発作的な要素を含む犯罪は今まで通りの刑罰でいいと思うが、そうではないもの、例えば食品表示偽造や麻薬密輸といった計画的に不特定多数に被害を与えようとするテロのような犯罪は、死刑、あるいは無期懲役にしたほうがよいと思う。罪が軽いからこのような大きな被害を生む犯罪が一向に減らずに繰り返えされているのであるし、数十万～数百万人に害を与えるようなことを自己の利益のためだけに計画的に行う人に情状酌量もいらないであろう。