尖閣ビデオを流出させた主任航海士が、取調べに対してあいまいな供述をおこなったり持論を展開して無罪を主張したりするなど、不誠実でふてぶてしい態度をとっているようだ。
 自首?をする前は、テレビ局の記者に対して流出させたら捕まると思っていたとか、家族や職場、上司に迷惑をかけてしまうなどといったり、自ら投稿ビデオを削除したりするなど罪の意識もきちんともっており普通の人のように思われたが、突然態度が豹変したように感じられる。これは完全無罪にしようとする俗っぽい弁護士から間違った対応をふきこまれたのだと想像される。
「今回の件で我が国の国益は損なわれたのだろうか」、「誰かの名誉を害したのか」、「(中国船衝突事件の)捜査の妨げとなったのか」などのメモを書いたようだ。いいえ、あなたの行為はどれにもあたりません。あなたの罪は公務員法守秘義務違反なのです。違うことを持ち出して、問題の本質をうやむやにさせようとするようなずるがしこいことは、弁護士になんといわれようと航海士にはやってほしくない。近くに寄ってきた興味本位の変な人に頼らず、はじめのような誠実な気持ちで罰を受けてほしいものである。そして、違法行為の罪をつぐなった後に、デモをおこすなりマスコミに投稿(職務上知りえた内容以外のこと)するなど、合法的に政府を批判していけばよい。