マスコミの偏った連続の報道を受けて、「そもそもビデオ内容は保護すべき秘密にあたるのだろうか」といったような守秘義務違反から主任航海士を逃してやろうとする声が大きくなりつつあるようだ。政府がこのビデオを国家機密であると述べ、国交大臣がビデオ管理を厳重に行う旨の指示をだしたのは10月である。11月現在、公務員としてビデオ内容が保護すべき秘密にあたるかどうかは、考えるまでもなくそのまま判断すればよい。
この航海士も、ビデオが秘密だとは思っていない、悪いことをしたとは思っていないと話しているが、ビデオが国家機密の対象かどうかは、一介の航海士や世間が決定することではない。国が秘密対象と決めた後に海保職員だから知りえた情報を世界に配信することは罪ではないと言うのか。
感情論はわかるが、日本は法治国家なのである。中国人船長だって法を無視したのに釈放したじゃないかと言う人もいるが、その議論はあの人が泥棒をしたから私だって泥棒をしたっていいじゃないかということと同じ話である。政府が法を無視して中国人船長を釈放したことをみんなで責めればよい。また、海保職員だったら誰でも目にできる状態で身近にあった情報だから、それは秘密情報ではないと言う人もでている。これは教員自身が作成した児童の評価は職場のものなら誰でも目にできるし当然身近にあるものだから秘密情報にはあたらないと言うことと同じである。
国民やテレビのコメンテーターなどの第三者が、無責任に犯罪行為を推奨するようなへんなことをいうものではない。みんな冷静になって暮らしやすい法治国家を守っていきたいものである。
この航海士も、ビデオが秘密だとは思っていない、悪いことをしたとは思っていないと話しているが、ビデオが国家機密の対象かどうかは、一介の航海士や世間が決定することではない。国が秘密対象と決めた後に海保職員だから知りえた情報を世界に配信することは罪ではないと言うのか。
感情論はわかるが、日本は法治国家なのである。中国人船長だって法を無視したのに釈放したじゃないかと言う人もいるが、その議論はあの人が泥棒をしたから私だって泥棒をしたっていいじゃないかということと同じ話である。政府が法を無視して中国人船長を釈放したことをみんなで責めればよい。また、海保職員だったら誰でも目にできる状態で身近にあった情報だから、それは秘密情報ではないと言う人もでている。これは教員自身が作成した児童の評価は職場のものなら誰でも目にできるし当然身近にあるものだから秘密情報にはあたらないと言うことと同じである。
国民やテレビのコメンテーターなどの第三者が、無責任に犯罪行為を推奨するようなへんなことをいうものではない。みんな冷静になって暮らしやすい法治国家を守っていきたいものである。