日本の正義はどこへ

　中国の民主活動家がノーベル平和賞に決定したことについて中国が反発を強めている。その中国の行動に対し、欧米が非難をおこなっているが、日本の菅総理は「ノーベル賞委員会がそういう評価をし、メッセージを込めて賞を出した。そのことをしっかりと受け止めておきたい」と話していた。今回の事件によって、日本は中国に徹底的にやられた上に、言論の自由まで奪われてしまったようだ。今では日本は中国の子分や召使い同然の存在となってしまった
　1000人余りの日本の学生を上海万博に招待することが延期となっていたが、このほど招待するという連絡があったそうだ。中国は、世界に対して自分達のいい所を見せてノーベル平和賞に関する世界中からの正論を少しでもかわそうとしており、そのお手伝いを日本がやらされているのである。もう日本なんてどうなってもいいが、世界の正義の邪魔だけはしないようにしなければならない。
　世界には、自国の利益のために堂々と嘘でも悪いことでも言ったりやったりしてそれなりに存在感を示している国がある。また、間違ったことや悪に対して批難をしたり困っている国に援助をしたいと思う国もある。簡単に言えば、自己中の悪い国と道徳的なよい国である。だいたいの国がこのどちらかに分類できるが、日本はそのどちらかに分類しようとしても、そもそも主張や信念、立場というものがなく、どちらにでもどこにでもふらふら自由に動き回り、最後に人数の多いほうの安全牌にピタッとくっつく変な虫のような国に感じるのである。ひとつの国家であるにも関わらず自分の強い意思というものがなく、自立をしていない。このような国が他にあるだろうか。北朝鮮でさえ、言動はとんでもないが善悪は別として世界を敵に回し戦争になったら絶対に勝てないとわかっていても自らの信念を主張しているという点では自立した1つの国家といえる。
「世界各国のみなさ～ん、日本という国は、アメリカがつかなければ、怒ったりいじめたりしかりつけてやることで、何でも言うことを聞いてくれますぞ～！。」自分の生まれ育った国ではあるが、最近本当に日本が嫌いになってきた。