中小企業の支援にお礼を言うため,そのまんま氏が経産相を表敬訪問したそうだ。農水省とは微妙な関係のため行かないそうだ。まるで子どもである。あれほど農水省に直接迷惑をかけ,お世話になったのに…。「大人の対応をしていかないと…」がこの人の口癖であるが,この人一人だけがいつも子どものような対応をしている。大丈夫だろうかと本気で心配してしまう。「あっ,普通だ!」,「あれ,おかしくない!」と思わせる発言なり行動をみせてほしい。

 この人は数年後に国政選挙に立候補し,総理の座までも狙うだろう。そのまんま氏には,個人的な恨みつらみを抜きに広い視野から適切に物事を考えて大人の行動ができる能力があるのか,国会議員が集まってのテレビ討論などで相手にどのような口のきき方をしていくのか(詭弁や暴言以外の事を話せるか),総理になりたいようだがこの人は教育について語ってもよい人物か,国防の最高責任者として地球上の数十億の命を危険にさらしたりしないか,国益のために他国の大統領や首脳達と普通以上のレベルの会話ができる人なのか等,選ぶ側である宮崎県民と国民はよく想像をしてもらいたい。

 日本に原爆を落とすことを許可したアメリカ大統領は普段から落ち着きがなく思慮深くない人物だったと,当時のフランス大統領が話していた。だから,原爆を落とすことを許したのかもしれない。やはり人の命や利益を守るべき立場の政治家や知事になるような人は,高い能力と長年の経験はもちろん,人格も非常に重要なのである。政治は,はったりとごまかし,そして口ぐるまだけではやっていけないはずである。