農水副大臣が、最後まで自分勝手をいい続けた種牛の持ち主に対し、「残念ながら殺処分することになってしまい、すみませんでした」と謝罪したという報道があった。どうしても何かいいたかったのであれば、「ご協力ありがとうございました。」である。「謝罪」とは、「非」に対して行われるものである。今回の謝罪はまずい。
 農水省は、今回のことについて自分達に非があったという事実(それが正しくても正しくなくても)を自ら勝手につくった。このような軽率な態度で今後政治を行っていけるのだろうか。揚げ足取りをすべく民主党の一挙手一投足を他党はジ~ッとみているのである。