相撲協会が天皇賜杯などの外部表彰を辞退することについて,白鵬が「やり過ぎなのではないかという気持ちはある」と話していた。まだ問題は解決しておらず,警察の捜査を受けながらの名古屋場所開催である。開催することがやり過ぎであろう。

 白鵬は「(表彰や副賞を無しにするなんて)自分たちの手で国技をつぶすつもりかなあ。そう思いませんか」とも話した。賞金や賞品云々ではなく,横綱自身も含め,多くの犯罪行為をしていた力士達は,逮捕されないにしても謹慎期間は必要だった。

 最後に「(故郷のモンゴルなど)世界中で楽しみにしている人がいる。日本だけの問題ではない」と話していた。名古屋場所を開催するかどうか,NHKが相撲中継をするかどうかの判断材料に,他国での相撲中継のことは関係ない。日本の国技の在り方,犯罪行為処罰の法的問題である。白鵬の頭の中では、「外国で中継→外国も関係がある→外国も日本の国技の運営に口を出せる」というつながりなのだろう。人間の思考のあいまいさ,詭弁の仕組みをわかりやすく示すよい発言でもある。

 ついでであるが,宮崎県知事と記者とのけんか?のやりとりをみても,知事の発言が私には全て詭弁や論理矛盾,すり替えに見え,納得できるものは1つもなかった。

 まともな,というか普通の発言はどこへいってしまったのだろうか。社会や経済が暗くなっていると,隙をみて,おかしな言いぶんやへんなことがはびこってくるものだ。