総理が辞任を表明した。テレビを見ていると、街頭インタビューの多くは沖縄県民のものであり、報道の量(時間)が完全に沖縄県民の主張に偏っていた。私が見ているうちでは、他県の人やアメリカ、国防関係者などの主張はほとんどされない。
 インタビューで、沖縄県民は好き勝手なことを言っていた。鳩山氏に対してひどいことも言っていた。沖縄の人達は完全に調子に乗り、もう客観的な判断力がなくなっているが、この人達とマスコミの相乗効果で風潮を作り上げ、一国の総理を退陣にまで追いやった。単純であり、恐ろしいことだ。戦争などもちょっとした弾みで簡単に起きるんだろうなあと感じた。
 嘘の報道はいけない。だからマスコミもよほどのことがない限り意図的な嘘はつかないかもしれない。しかし、嘘ではないが、偏った報道の量やコメンテーター、論説委員などの意見によって、ある意識を意図的に国民に与えることもできるのである。だからこそ、様々な主張を扱う量はどれも同じでなければならないし、コメンテーターや論説委員には異なった意見を持つ人を集めなければいけない。そしてそれらをそのまま流し、あとは国民に判断させるようにしなければ、日本は政治に対しても国民生活に対してもなんら責任のもたないマスコミが動かす国になってしまう。
 数十年前の大学時代、先生が「日本は徴兵制ではないが、いざ戦争になった時にマスコミを使って数週間で国民の多くが俺も戦争に行って戦うぞ!という意識に変えてしまうプログラムまであるので、日本が徴兵制であってもそうでなくても関係ない」と話していたことを思い出した。