そろそろ報道や世論が、「鳩山氏だめだ」というものにまとまってきたようなので、このあたりで違った視点で書いてみたい。
<その1>
社民党は、「われわれは筋を通した。」と連呼している。社民党は、途中で在日米軍の存在意義や働きについて学習をした後も日本の国防を無視し続け、沖縄の人達の願いだけをとりあげて発言し続けた。鳩山氏は、唯一日本を守ってくれる米軍の基地の移転先と沖縄県民の希望との間で頑張って折衷案を模索し、アメリカの要求も沖縄県民の要求もそれぞれある程度かなえる結論を出した(沖縄県民は一方的に100%しか求めないが、それは無理というものである)。どちらの筋がベターであろうか。
アメリカが日本に見切りをつけ、日米安保を破棄し、本気で日本に向かってきた時、福島さんに何ができるのだろうか。そうなった時でも福島さんは「でもあの時沖縄の人達の気持ちを考えれば…」と一生懸命に言いながら退陣するのだろう。そのあとに残った日本を誰がどうするのだろうか。アメリカが日本から去ったら、世界中でまともに日本の相手をしてくれる国なんて一つもない。
<その2>
鳩山総理は信用できない(だめ?である)ということになったらしい。鳩山氏は去年、この問題に臨む自分の姿勢を述べた。そうしたら、沖縄県民がそれをすかさず取り上げ、絶対的な約束と勝手に決めつけて浮かれ騒いだ。別に法律や規則等で決めたものでもないのに。たとえ公約やマニフェストにあったとしても、情勢は日々刻々と変わるものであり、それに応じて最もよいものに政策を変えていくのは当たり前のことである。今となっては過去の公約が適当でないものになってしまったが、以前にマニフェストで言ったので行います!では話にならない。
話を戻すが、総理は自分の取り組みの真摯な気持ちを述べていただけで、絶対にそのようにしますということではなかった。意思を述べただけで「必ずやると言ったあ!」などと攻めるのは、「じゃあ何時何分何秒に言った?」といったたぐいの議論とあまり変わらない。
具体的に鳩山総理のどこが悪かったというのだろうか(たしかに気を使いすぎて、いつも相手を調子づかせてしまうという欠点はあるが)。
<その3>
結果的に沖縄県民をその気にさせていく手助けをしたり、徳之島移転反対側の情報を量的に偏って流し続けたりして我が国の国防と沖縄県民の負担軽減の折衷を妨げてきたマスコミから、たたかれるのは民主党や鳩山氏であって我々に責任はふりかからないから盛り上がればそれでいいやという気持ちがひしひしと伝わってくるのは私だけであろうか。
疑問であるが、放送局の政治担当記者達や政治評論家達が、機密費で接待を受けて飲み食いをしたり女性とホテルに行ったり、あるいは札束をもらったりしていたとの報道がなされた(朝日新聞社と田原総一郎だけはいつも参加しなかったとある)。
疑問であるが、該当するテレビ局や新聞社は事実関係を自社の媒体に載せるか、あるいは「我々は公正公平な立場である」とか「権力の番人である」などといったことは今後二度と口にしないか、どちらかを実行する意思はあるのだろうか。
<その1>
社民党は、「われわれは筋を通した。」と連呼している。社民党は、途中で在日米軍の存在意義や働きについて学習をした後も日本の国防を無視し続け、沖縄の人達の願いだけをとりあげて発言し続けた。鳩山氏は、唯一日本を守ってくれる米軍の基地の移転先と沖縄県民の希望との間で頑張って折衷案を模索し、アメリカの要求も沖縄県民の要求もそれぞれある程度かなえる結論を出した(沖縄県民は一方的に100%しか求めないが、それは無理というものである)。どちらの筋がベターであろうか。
アメリカが日本に見切りをつけ、日米安保を破棄し、本気で日本に向かってきた時、福島さんに何ができるのだろうか。そうなった時でも福島さんは「でもあの時沖縄の人達の気持ちを考えれば…」と一生懸命に言いながら退陣するのだろう。そのあとに残った日本を誰がどうするのだろうか。アメリカが日本から去ったら、世界中でまともに日本の相手をしてくれる国なんて一つもない。
<その2>
鳩山総理は信用できない(だめ?である)ということになったらしい。鳩山氏は去年、この問題に臨む自分の姿勢を述べた。そうしたら、沖縄県民がそれをすかさず取り上げ、絶対的な約束と勝手に決めつけて浮かれ騒いだ。別に法律や規則等で決めたものでもないのに。たとえ公約やマニフェストにあったとしても、情勢は日々刻々と変わるものであり、それに応じて最もよいものに政策を変えていくのは当たり前のことである。今となっては過去の公約が適当でないものになってしまったが、以前にマニフェストで言ったので行います!では話にならない。
話を戻すが、総理は自分の取り組みの真摯な気持ちを述べていただけで、絶対にそのようにしますということではなかった。意思を述べただけで「必ずやると言ったあ!」などと攻めるのは、「じゃあ何時何分何秒に言った?」といったたぐいの議論とあまり変わらない。
具体的に鳩山総理のどこが悪かったというのだろうか(たしかに気を使いすぎて、いつも相手を調子づかせてしまうという欠点はあるが)。
<その3>
結果的に沖縄県民をその気にさせていく手助けをしたり、徳之島移転反対側の情報を量的に偏って流し続けたりして我が国の国防と沖縄県民の負担軽減の折衷を妨げてきたマスコミから、たたかれるのは民主党や鳩山氏であって我々に責任はふりかからないから盛り上がればそれでいいやという気持ちがひしひしと伝わってくるのは私だけであろうか。
疑問であるが、放送局の政治担当記者達や政治評論家達が、機密費で接待を受けて飲み食いをしたり女性とホテルに行ったり、あるいは札束をもらったりしていたとの報道がなされた(朝日新聞社と田原総一郎だけはいつも参加しなかったとある)。
疑問であるが、該当するテレビ局や新聞社は事実関係を自社の媒体に載せるか、あるいは「我々は公正公平な立場である」とか「権力の番人である」などといったことは今後二度と口にしないか、どちらかを実行する意思はあるのだろうか。