小泉ジュニアが囲まれた記者達の質問に対し、敬語を使わないでため口のような粗末な言い方で答えていた。明らかに自分より年上の人達に対してため口で話し続ける姿は異様に見えた。これは道徳性やマナーが原因なのではなく、国民や記者達を無意識のうちに見下している気持ちが原因のようにも感じられた。もしジュニアが国会議員になっておらず普通の会社員であったなら、社会生活において目上の人には普通に敬語を使っていたであろう。
 政治家は、国民の一番上に立つ者ではない。国民のために働く縁の下の力持ちである。政治は、崇高な意思によるボランティアであってほしい。政治家は、生活ではなく心が豊かであってほしい。