中国

バドミントンの潮田さんが、今まで所属していた三洋電機を退社するそうである。潮田さんというと、北京オリンピックで中国チームと戦った時に中国の雇われ応援団（お金をもらっていた）？たちが、観客席から動物が発するような鋭く大きな声で「シャー」？のようことを何度も叫び、日本チームの集中力を乱して、塩田チームが本来の力を出せなかったことを思い出す。塩田さん達（小椋さん？）から笑顔が消え、チームを解消したり引退したりと歯車がみだれていったのは、それからではないだろうか。
中国と聞くと、最近では闇夜に光る魚の切り身（汚染物質）、食べると頭痛がする野菜（農薬）、北京万博における様々な盗作とそれに対する中国の反応などが思い出される。少し前には毒物餃子、油田開発の実力行使、飛行機や潜水艦の領土侵犯などであろうか。たまに中国人のインタビューを見ると、今の日本や日本人に対する悪口である。今朝は、年齢詐称によるオリンピックメダルの剥奪が報道されていた。
中国から聞こえてくることは悪いことばかりである。日本の報道の仕方が悪いのか、それともやはり中国は正義感や道徳などにおいて日本とは大きく違うのだろうか。
経済発展といっても、中国の高層ビルは他国の施工だし、リニアはドイツ、中国がアメリカに売ろうとしている高速鉄道は日本の新幹線である。貿易黒字は、他国経営の工場からの輸出が大きい。中国が自力で進歩したものは、ほとんどないであろう。たしかに、戦後日本が発展していく時にも、海外の技術を多く取り入れていった。しかし、日本は外国のものをそのまま受け入れていたり、自国の技術だと言い張ってそのまま転売したりはしなかった。外国の技術をさらに高めて世界中に売っていった。だから真に発展していった。
今の中国は、国民が国に対して批判をすることは許されない。他国からの批判に対しては初めは言い訳、行き詰まったら開き直りで対応している。中国が本当の意味でよい方向に発展していくためには、やはり「批判→改善」の構造が成立する民主国家になるしかないように感じる。