家族とは

大学時代、社会学の授業で家族の役割を学んだ記憶がある。大昔なのでよく覚えていないが、経済的な効率化や家系の維持、精神的な安定等々があったような気がする。

今の日本をみてみると、付き合っている若いカップルがお互いにとても好きになった時の結果として「結婚」がある。「結婚しよう。」と発するまでの期間は５年であったり１ヶ月であったりと、そのカップルによるだろう。
ここでみなさんによく考えてもらいたいのは、「好き」や「大好き」という気持ちと、結婚、つまりその人と家族を形成することに、合理的なつながりはあるのかということである（このように書くと、嫌いな人と一緒にいることは苦痛だから好きな人と結婚することは当たり前だ！と聞こえてきそうであるが、物事をすぐに二者択一に持ち込むのは適切ではない。物事はそんなに単純ではないのである）。

お互いに大好きで結婚をしても、半年や１年足らずで離婚するカップルはたくさんいる。はじめて会った時は嫌いだったけどだんだん好きになったと言う話もよく耳にすることである。また結婚をしている人が、妻以外の誰かと一夜をともにしたら離婚となるのが一般的だろうが、風俗だったらよいのか。知らない女性が載った雑誌を見ながらマスターベーションをすることは？。
（外国はどうなっているのかよくわからないが）今の日本における男女の付き合いや結婚に対する考え方について、どうも矛盾があるように思われないだろうか。ここで私がまとめて結論を書くより、皆さん自身で少し整理をしてみてほしい。