3日、三重県のある神社で馬が土の壁を駆け登るお祭りが行われた。このお祭りは、県指定の無形民族文化財にもなっているそうだ。馬にしてみれば、全速で走って高い壁を登らされるので、命がけでもある。実際今年は転倒死した馬もいた。たとえそのお祭りにどのような伝統や意義があろうとも、結果的に動物をひどい目にあわせていることに違いはない。スペインの闘牛も、公の場で牛を徐々に殺していく様を大勢の人々が楽しむという、冷静に考えると異様なものでもある。
人間とは、自分勝手で残酷なものである。何らかのもっともらしい理由(部分的には正しいが、全体的には正しくない理由)をつけて自らを正当化しながら自分勝手になんでもやるから、よけいに悪質性を感じる。
このように書くと、3つ下の「ザ・コーヴ」の記事を取り上げて、イルカを殺すのはいいのか!と感覚的に物を言う読者がいるかもしれないので一応書いておく。
人間という動物が生きるための食べ物として他の動物を殺すことは、しかたのないことである。しかしその場合、残酷な方法で殺したり殺す様子を映画や劇場などのような所で「エンターテイメントや祭りとして多くの人々に見せる行為」を行ったりすることは恥ずべき行為であろう。
人間とは、自分勝手で残酷なものである。何らかのもっともらしい理由(部分的には正しいが、全体的には正しくない理由)をつけて自らを正当化しながら自分勝手になんでもやるから、よけいに悪質性を感じる。
このように書くと、3つ下の「ザ・コーヴ」の記事を取り上げて、イルカを殺すのはいいのか!と感覚的に物を言う読者がいるかもしれないので一応書いておく。
人間という動物が生きるための食べ物として他の動物を殺すことは、しかたのないことである。しかしその場合、残酷な方法で殺したり殺す様子を映画や劇場などのような所で「エンターテイメントや祭りとして多くの人々に見せる行為」を行ったりすることは恥ずべき行為であろう。