朝青龍

朝青龍が引退させられてしまった。これからは相撲中継を見る若者が減ってしまうのではないだろうか。
朝青龍が土俵上でガッツポーズをすることも、品格がないといわれる一つとなっているらしい。しかし多くのスポーツにおいて、勝った競技者はガッツポーズのようなことをしたり喜びを大きく表現したりすることが多い。小学生も、体育や運動会で勝ったら大喜びをする。健全なことである。
相撲は勝っても土俵上で喜ばないことが昔から続いているから土俵上で喜ぶなということだろうが、少しくらいこぶしを握ったり笑顔になったりしてもいいのではないだろうか。
同じく伝統のある日本柔道でも青い服を着るようになった。始まった時のやり方を永遠に続けることはなく、時代によって多少変えていってもよいと思う。変えたことが永遠に続くわけでもないのだから。