正月の間、あまりにも暇にしていたら、ふと「人間は何のために生きているんだ」などと頭をよぎり、ため息が出た。
この疑問については、いくらでも素晴らしい答え(言葉)がつけられる。生物学からも的確なものがあろう。しかし、それをいくら並べてみても、最近の私には言葉遊びに感じられてしまう。現象や気持ちは、何も変わらない。年老いたのだろうか。

正月中、暇つぶしに、疑問に思ったことを調べてみた。
1.除夜の鐘は108つくが、新年になってからはいくつつくのか。
答え→1つ。
2.鳥居から神殿までの参道のど真ん中は正中といって神様の通り道なので、参道の中心から横にずれたところを歩いたほうがよいといわれているが、神様の通り道があるということは、神様はその道を通って神殿を出入りしているのか。
答え→常に神殿にいるのではなく、出入りしている。例えば、お祭りの時にはおみこしに移り、10月(神無月-神がいない月)には全国の神様が出雲大社に集まる。
他に、鳥居の形の由来や意味、なぜ木魚なのか(木犬ではだめか)など、神社・仏閣関係の疑問を探ると、「へ~」と思うことがたくさんあり、おもしろいものである。