食品会社の生産地偽装や賞味期限偽装の発覚が後を絶たない。ほとんどの食品会社が、利益のために何らかの不正をやっているのではないかと思えてくる。
 これをなくすには、不正が見つかった時の罪を、「倒産(廃業?)」(会社名を変えただけや、他社との合併も禁止)にするしかないと思う。これについて「刑が重すぎる!」という声があるとしたら、その指摘は笑い話になる。「刑が重過ぎる!」ということは、言い換えれば「これでは不正ができない!困る!」ということだ。
 食品に関する偽装は、ミスや一時的な感情による犯罪とは異なり、組織的・計画的に不特定多数の国民に被害を与えようとする行為で、厳罰の対象となってもおかしくない。食品会社に情けをかけていると、ばれるまで犯罪をやり続けるだろう。