政治家が違法行為をして、それが公になった時、いつも「誤解を招く行為があった。」などと言う。事実は何で、それを我々国民がどのように誤解しているというのだろうか。まさか、「私は法律違反をしていないのに、国民は私のことを法律違反した!と間違って理解している。」とでも言いたいのだろうか。

 福田首相が代表を務める自民党群馬県支部が、以前の衆院選の公示日前後に、国と清掃作業の契約を結んでいた群馬県内の清掃業者から、計200万円の寄付を受けていたことが明らかになった。
 公職選挙法では、国と請負契約を結んでいる当事者から国政選挙に関して寄付を受けることが禁止になっているという。
 これについて福田事務所は、「改めて確認したところ、誤解を招く可能性がないわけではないことを確認した。速やかに返金の手続きをしている。」と話している。

 どうやら我々国民は、知らない間に「誤解をする認識不足の者達!」ということになってしまっているようだ。ちなみに、最後の「速やかに返金の手続きをしている。」という言い訳も余計である。いつもこのブログで話しているように、泥棒や詐欺師が、取ったものをばれてから返しても、罪は軽くならないのである。とりあえず返すのは当たり前で、それを言うことではない。返してから、福田氏が犯罪行為について罰を受けるのである。まさか、「返したから、だいじょうぶだよ。」とでも言いたかったのだろうか。

 政治家達の言い訳というものは、一つ一つが幼くてかわいそうに感じてしまうのは、私だけであろうか。。