日本人は性悪説？

　政治家の不正が止まらない。どうしても不正が出てくる。政務官なども不正を働いて辞任した。これは、不正をやってきた人がたまたま役職についてばれたのではなく、全員がやっていて、役職についた人が不正を公にしなければならないだけのような気がする。
　そのほか、社保庁の職員はもちろん、市町村の職員までもが、国民が少ない給料からこつこつと納めてきた年金を横領していたことが明らかになった。これは泥棒である。盗まれたお金は返ってこないのだろうか。警察が犯人を逮捕して、お金を回収してほしい。国や社会を動かしている公務員は悪人だらけだ。この世に善人はいないのだろうかと思えてくる。
　最近、自分がこんな日本に住んでいることを不幸に感じることがある。そんなことを言うなら、お前は日本から出て行けという声が聞こえてきそうであるが、様々な条件がそろえば、本当にこんな国から出て行きたい。
　まず日本がやらなければならないことは、日本の代表である総理大臣が、責任をとって見せるということだと思う。何がおきようと、「これから頑張っていくことで責任をとりたい」では、責任をとったことにならない。これを総理が言っている間は、その下の者達（公務員や国民）はみんな無責任でやりたい放題にやっていくだろう。上に立つものは、悪い規範を示してはいけない。