今日のニュースで、2人の政治家の発言が放送されていた。どちらも、かねてからちょっとおかしいと私が思っている2人である。

 安倍さんが、「日本は改革を進めていかなければ立ち行かなくなる。帰国後人事を一新していきたい。」と少し笑顔でゆっくりと自信を持った感じで話していた。いかにも、そういう話し方をしてくださいと誰かに言われてしているといった雰囲気だった。
 改革をするのはいいが、なぜそれが安倍さんなのだろうか。安倍さん自身の管理能力や人を見る目、独裁的な政局運営、リーダー性などに対して、国民はノーといったはずだ。人事をやるといっても、官僚がきちんとやるので、各省庁の大臣なんか誰であろうとさほど関係ない。みんな、一番大事な総理大臣の人事をおこなってほしいと思っているのである。
 安倍さんは、考える事、言うことがとんちんかんな所があるし、国民が自分のことをどう見ているのかわからないのだろう(認めたくないだけ?)。

 小池百合子氏が、「防衛大臣は続投しない。イージス艦の機密情報漏れの責任を防衛省は誰もとっていないから、私が責任をとりたい。」と話していた。よく言えたものだ。この前のような基本的なことで騒ぎを起こすようでは、小池氏の防衛大臣の続投はありえない。黙っていても首である。しかし、ただでは転ばないといった所か、以前の誰もが忘れていたような話を持ってきて、その責任をとるために続投しないとは、よく恥ずかしくもなく言えたものだ。少しでも自分をよく見せようとするにしても、ほどがある。私もそうであるが、これを読んでいる皆さんも、小池氏の立場だったら、やはり恥ずかしくて誰もこのせりふは言えないのではないであろう。

 国会議員は、一般国民が恥ずかしくていえないようなウソや詭弁、ごまかしを、恥ずかしげもなく言える。政治家とは、本当に世間知らずで頭が悪いんじゃないかと本気で思ってしまうことが最近増えてきた。