佐藤ゆかり氏が、地元で挨拶回りや演説を頻繁にやっていて、その合間にレポーターがインタビューなどをしていた。それに対し、佐藤氏は、ファックスで取材許可を取ってくださいと言ってにらんだり、カメラのレンズを手で隠したりしていた。地元の人たちには笑顔で接し、テレビ(国民との媒体)にはぞんざいな態度である。露骨に、「選挙に勝てばよい」といった言動だ。女性議員の中では、佐藤氏はまともなほうだと思っていたが、やはり未熟さを隠せない。
 国会議員は、地方のことは地方に任せ、国民のためにがんばってほしい(利益誘導を避け、国会での怠慢議員を排除するため)。地元で票取り活動をしなければ落選するというなら、国会でそれくらいの役にしか立っていないと国民が判断したということだろう。

 もう一人、さつき氏(舛添さんの元奥さん。苗字が出てこない…)は選挙期間中、ある議員の応援演説で、土下座をしていた。土下座はいただけない。選挙の意味が変ってくる。土下座やお願い、握手によって自分に投票してくれるようになる国民がいると思ったら、大間違いである。国民を馬鹿扱いしてはいけない(もしかしたら国民は馬鹿ばっかり?)。