中国産

　中国では、大量の強い農薬をかけた野菜を日本に輸出している。因果関係は不明だが、中国の田舎のほうでは、奇形児もけっこう生まれている。だから私は、中国産の野菜は食べないようにしていた。しかし、危ないのは野菜だけではないようだ。
　アメリカで売られていた中国製の歯磨き粉から発ガン性の物質が検出され、アメリカでは中国製の歯磨き粉を全面輸入禁止にした。ドッグフードには、食べることができない物質が含まれていた。日本では、食べ物だけではなく、中国製の土鍋からも有害物質が溶け出していたそうだ。これでは、中国産の食べ物や中国製の物に触れた物は、怖くて一切体内に入れることができない。
　変ったスーパーに行くと中国製の安いチョコレートなどを目にするが、どんな薬品が入っているのか、中国のどんな環境の所で作られた物なのかを考えると、恐ろしくて何も食べることができない。
　いくら高層ビルが建ち、経済が発展したといっても、それらは外国の技術によるものであったり、外国資本が入ってきたりすることによるものである。だから、外国が手をつけてこなかった環境や特許、健康・安全なものづくりなどの部分は極端に遅れている。諸外国が今の中国を作っただけで、中国自身はまだまだ発展途上国である。発展途上の国は、健康や人権、情報公開などの意識が低く、いろんな有害物質を使用して物を作っていくだろう。
　日本の輸入業者には、日本で中国の物を販売する前に検査をしてから流通させる義務を負わせてほしい。そして、もし日本で使用を禁止している有害物質が含まれた物を販売した日本の業者は、殺人未遂罪で逮捕できるように、法改正をしてほしい。