読売新聞社が、5年間で計約4億7900万円の申告漏れを指摘された。輪転機の廃棄時期を偽ったりしていた。重加算税を支払うという。
 虚偽やごまかしができる会社の情報は信用できない。いろいろなしがらみや思惑などに基づいて記事が書かれ、偏った世論操作をしているのだろうなあと思われてもしかたがない。
 さらに悪いことに、重加算税は払うらしいが「今後とも適正な税務申告に努めます」とのコメントを出した。「今後とも」ということは、これまでと同じようにするということである。事実認識もできていないし、反省もしていない。自分達は何をしているのか、何がおきたのか、おそらく全く認識できないのだと思う。このような時は、嘘でもいいから謝って見せるのが一般的であろう。このコメント一つにも、この新聞社の改善できない体質がよく表われている。
 学生の頃、アパートに読売新聞の勧誘員がよく来た。断るとドアを蹴り怒鳴りながら捨てぜりふを残して帰っていったことがたびたびあり、とても怖い思いをしていたことを思い出した。どうも読売には、昔から黒い影のイメージがつきまとう。