宮崎県のそのまんま知事が外国人記者クラブによばれて、会見などを行った。自分の頭がはげているジョークなどをいれたりして笑い?をとりながら話していた。加齢によって髪の毛が薄くなっている人々を馬鹿にする行為だ。髪の毛が薄い人たちが周囲からからかわれたりわらわれたりするようにする風潮づくりを、県の代表者が行うなんて、ひどい話である。県の福祉改革などを口にする前に、自分で何かすることがあるのではないだろうか。
 会見後、何人かの外国の記者は「おもしろかった」「楽しかった」とニコニコしながら話していたが、フランスの記者が一人、真剣な顔で次のようなことを話してた。「彼(知事)は、小泉劇場のように、劇の中で動いている。日本人が何を考えているか、さっぱりわからない。」
 原因は、お笑いの人たちがテレビで幅をきかせすぎ、習慣や流行に影響を及ぼしたり、政治番組にも出て国民が錯覚に陥っていたりしていることが原因だろう。お笑いがここまで社会に出てこれる土壌の日本が、精神文化的に下品で低いということだろう。