最近の安倍首相

　自分の思ったようにやって、悔いのないようにしようと思ったのか、最近の首相の発言を聞いていると、反論されるとわかっていることでも堂々と発言したり実行したりしている。安倍内閣は、もう末期かなあという感じがする。
　しかし、発言の内容を聞いていると、正論だと思うこともある。従軍慰安婦問題など、まず事実を証明する証拠が必要だ。中国だか韓国の被害者たちの発言は、鵜呑みにすることはできない。被害者というものは、自分のされたこと以上に大げさに言うことが当たり前だ。さらに、中国や韓国の人となれば、まったくの作り話であることも考えられる。
　河野談話は、まずかった。中国や韓国の人たちと仲良くなりたいために、まちがったことでも相手の言うことをそのまま認め謝った。しかし、それで仲良くしようとする中国や韓国ではないことに気づかなかったのだろうか。彼らは、本音は日本人がいなくなって日本の領土がほしいと思っているだろう。いじめがい、責めがいのある日本がそばにあって、彼らはとてもうれしいだろう。
　安倍氏は、これまでの日本の外交を変える第１歩かもしれない。しかし、アメリカも騒ぎ出したことについて、こちらが騒がないことが大事だと話していた。それは違うと思う。こちらが黙っていれば、ますます相手は攻撃してきてしまう。一時の向かってくる大きな山に対して、正論を言い続けることが、のちのち信頼を勝ち得たり、一目おかれるような国になったりして、日本のためになるように思うのだが、どうだろうか。だめなものはだめだ、間違っていることは間違っていると、誰がなんといおうと、世界に向けて声を大きく出して言い続ける事が大事だと思う。しかし、それは安倍さんでは無理だろう。できるのは、ユーモアと強さを持った特異なキャラクターの小泉さんしかいないだろう。あと５年位小泉さんが総理をやっていたら、中国や韓国も自分達の国の発展のこともあり、折れたと思う。あと少しで、本当に正常な関係が築けた可能性があったのだが、また十年ほど前の偽仲良しごっこに戻ってしまった。
　安倍さんの次にもう一度、小泉さんに首相をやってもらい、郵政の時のような強さで、アジア、日米、日露などの外交の正常化ということ１本に絞って全力で取り組んでもらいたいものである。