そのまんま知事が、いろいろな女性を宿泊させている問題で、事実を認めた。そして、「『不適切ではないか』と言われれば視点の違いとしか言えない」と答えた。付き合ってもいない女性を、日によって代えながら宿泊させていることは、100歩譲って男女の関係がないとしても、社会の常識に反する。特に長たるものは、品格が備わっている必要もある。
 そのまんま知事には、これまで一般的な社会経験がないものだから、「知事として非常識だった」という感覚がないのだろう。単なる「視点の違い」と言って自分に反省点がないというなら、これからも堂々とこの行為を続けてほしい。くれぐれも、態度を改めないでほしい。態度を改めるということは、視点の違いだけではなかったことを認めることになる。そうならないように、知事を辞めるまで、女性を代えながら宿泊させる行為はなんとしてもつらぬき通してほしい。そして知事をやめる時に、自分の人格や大人としての未熟さを反省し、その後の生活はすぐに人の上に立つことなく、自己向上に努めてほしい。
 そのまんま知事は、他県の人たちから自分を応援してくれている宮崎県の皆さんが変な目で見られないように、とりあえず非常識な行動や、最近見られるはったり、傲慢な態度だけは慎んだほうがよい。