期限付き職員、臨時職員、非常勤などの募集であふれかえっている。正社員にすると、保険や年金、ボーナスや退職金などがかかるため、そのようなものを払わず、しかも比較的安い給料で同じ仕事をさせるという制度である。そんなことが許されるのであろうか。会社が利益を出すために、期限付きの人に人生をかけて犠牲になってもらうなんて、ひどすぎる。数年、あるいは40歳や50歳くらいまでそのようにして雇い、後はお払い箱では、それから仕事を見つけるには臨時社員の職すらもないだろう。この制度は、多くの浮浪者や自殺者を生む。企業が金を得るために、期限付き社員をやとってやっていくというのは、その人の人生を犠牲にし、社会を混乱させてしまう。昔は正社員で定年まで働くというのがあたりまえで、社員も安心して会社のために一生懸命働き、会社もどんどん成長してきた。目先の利益だけを考えて、臨時職員や正社員の切捨てなどをどんどんやっていると、社員も会社に対しての忠誠心なんか持てないであろうし、会社自体安定した成長も見込めないだろう。
 この会社による臨時職員や期限付き社員、非常勤、派遣などといった制度を禁止し、正社員として定年までやっていけるようになれば、格差も少なくなるだろうし、社会も安定してくると思う。利益だけを追求し、後は何でもありでは、社会はめちゃくちゃになる。(もちろんパートは残すべきであるが、それはあくまでも主婦や少し働きたい人のためのものとする。)