男性は、よく「俺の女に手を出すな」とか「俺について来い」、「お前を守ってやる」などという。女性は、そのように言われることが好きであろうし、自らも「私を守ってくれる男性が好き」「引っ張っていってくれる人が好き」「一生ついていきます」などとよく言う。女性は、一人の人間として男性と同等の人権があるのかと思ってしまう。
 このような意識を持つ「女性」というものを、怖くて会社でも男性と同じようには扱えないし責任のある仕事を任せることもできないであろう。女性たちは、会社で簡単な仕事しかさせてもらえず、給料も低く、差別されているなどと言うが、常々自分の意識を上記のように宣言していれば、それは自業自得というもである。
 ある大臣が、「女性は産む機械」と発言して、世の女性たちは怒ったが、それはとりあえずの反射的なものであって、実は女性たちも自分たちのことを遠くない存在と感じている部分(感じていたい部分)もあるのではないだろうか。(いつも言っているように、幹の話、全体の傾向や割合の話をしているのであって、私は云々という個人的なこと、人数のことなど、枝葉の話はしないでくださいね。本筋がごまかされてしまいます。)