女性は子どもを生む機械だといった大臣がいた。同じ党なので、野田聖子議員は、「謝罪したから、これからは仕事をがんばってもらいたい」と擁護していた。彼女は、もう女性であることまでも捨て、党のためだけに生きるしかないのだろう。意思をもたない数合わせ要員となった。
野田氏のように言う男性はたくさんいるだろう。しかし、言葉で謝罪したからもう許されて、何事も無かったかのように仕事を引き続きやればいいというのは、納得がいかない。万引きをしても後で返して「ごめんなさい」という言葉を発すれば許されるわけでもないだろう。大臣の発言内容は、消えるものではない。謝罪の言葉は、許される万能薬ではない。物を壊したり、傷をつけたり、怪我をさせたり、セクハラや言葉などによって心へ傷をつけたりなど、むしろ、単なる「ごめんなさい」の言葉によって、原状回復をすることはほとんどないといってよい。謝罪は最低限の人間としてのマナーであって、罪の償いとは無関係であろう。
野田氏のように言う男性はたくさんいるだろう。しかし、言葉で謝罪したからもう許されて、何事も無かったかのように仕事を引き続きやればいいというのは、納得がいかない。万引きをしても後で返して「ごめんなさい」という言葉を発すれば許されるわけでもないだろう。大臣の発言内容は、消えるものではない。謝罪の言葉は、許される万能薬ではない。物を壊したり、傷をつけたり、怪我をさせたり、セクハラや言葉などによって心へ傷をつけたりなど、むしろ、単なる「ごめんなさい」の言葉によって、原状回復をすることはほとんどないといってよい。謝罪は最低限の人間としてのマナーであって、罪の償いとは無関係であろう。