先が思いやられる

　そのまんま氏が作業着で登庁した。しかし職員から注意され、それに従ってスーツに着替えて職員への挨拶などをしていた。どうせ、石原都知事が作業着を着ているのがかっこよく見えてまねしたものであろうが、素人がうかつに形式だけをまねするとおかしなことになるものだ。自分の意志を貫けないようなことは、最初からするなと思った。
　しかし、県民（国民？）に対する記者会見では、再び作業着に着替えていた。身内である職員への対応の際はスーツで、外部である県民や国民への対応の際は作業着なんて、逆ではないか。
　早くもとんちんかんな行動の連続だった。社会経験が無く、自分のきちんとした考えもないと、周囲からの様々な意見に流されてしまい、このような結果になる。