日銀は、政府与党の圧力によって、利上げを見送った。日銀の独立性を言いながら、多くの政府関係者が、日銀は適切に判断するだろうとしつこく繰り返した。いやみったらしいいじめに見えた。記者から政府の圧力について指摘された安倍総理は、「自民党の議員が個人で見識を述べることはありえる。」と話していた。立場の強い議員が物申すことが圧力になるのであるが…。安倍氏の言うことを聞いていると、いつも「記者たちは、そういうことを聞いているんではないんだがなあ。」「その論理はごまかしだよ~、なんでもありになってしまうよ~!」と思ってしまう。
「お前なんてなくなれ!」「消えろ」などと、ある子どもを複数でいじめ、それを教師から注意されたいじめっこ達は「、死ねなんていってね~よ!」と笑いながら開き直る。その言葉をずばりを言わなくても、別の言い方でその言葉を指すことができるのである。今回の政府の言動は、中学生のいじめ問題と似たような構造である。安倍氏や今の政府には、いじめ対策や教育基本法について触れてほしくない。
 日銀の独立性を、安倍内閣は破ってしまった。安倍氏は、詭弁でとんでもないことを意図も簡単にやってしまう。無知は怖い。私は、安倍氏が村山元総理より無能だとずっと思っているが(村山元総理は何もしなかったので、益もなかったが害もなかった)、安倍氏を評価し応援している国民や政治家たちの目的もよくわからない。