オズマ氏

　紅白で裸のように見えるボディスーツを着て踊った件で、オズマ氏のコメントがあった。それによると、「ただ、びっくりしたんだ。あのステージを『低俗』だの『不謹慎』だの言う人間がいるだなんて事にさ。まぁ、そう言った人達は本当にかわいそうだけどね…。物事を一定の角度でしか見られないんだろうな…」。「おれは裸婦像もポルノ女優も心から美しいと思うんだ」。ということだった。
　裸だと思った人はたくさんいた。私も後日、裸ではなかったと知ったくらいだ。見ている時点では我々にとって裸だったのだ。家族で和やかに見る番組に裸で出て、小さな子どもも含め、見たくない人が強制的に見せられた。女性の裸は美しいものだから公の場での裸も不謹慎ではないというなら、オズマ氏は、街を裸で歩いても美しいからいいと思っているのだろうか。まだ精神的に成熟していない小学生や中学生への影響という角度はなぜ無視するのだろうか。ぜひオズマ氏には、自分の子どもにポルノ女優のビデオなり写真を幼稚園の頃から中学３年まで見せ続けてほしいものである。オズマ氏は調子がいい人である。気持ちが悪い幼稚な男性器のおもちゃをつけるなど低俗なのは外見だけだと思ったら、考え方も中学生なみで、外見どおりの人だった。
　外見で人を判断してはいけないと思う部分もあるが、決してそうとも言い切れない。外見（服など）は、その人の心が決めるものであるから、外見と中身は似るのだろう。コメントを読んで、オズマ氏にはますますがっかりさせられた。