安倍さんはもういいでしょう。

　佐田氏の問題で、安倍総理は昼の段階で、自分の任命責任については佐田氏による調査を待ってから述べたいと話していた。
　調査結果がでた。佐田氏は不正があったことを認めた。それを受け安倍総理は自分の任命責任について話した。「今後、結果を出すことで責任を果たしたい。」
　この方便が正しいなら、佐田氏も辞任しないでがんばって仕事を続けていくことが責任を取ることだということになる。何でもありになってしまうので、この方便だけは絶対に口にしたらだめだと、何度もこのブログでも言ってきた。これは、言い換えれば、今までと同じように仕事をやっていきますということで、責任を取らない（責任はない）と言っていることである。記者の人達もそれ以上追及しなかった。つまり、記者も総理の言うことを受け入れた。国民もこのままなのだろう。
　ばれなきゃ何でもやってやる、責任なんか誰が自分で取るか(佐田氏が辞任したのも、やった行為を反省したからではない)、詭弁・言い訳したものが勝ち、国民なんてなんでもすぐ忘れるさといった考えの政治家たちに、私たちの血税を使って多くの給料や手当てをあげるのは、私はごめんだ。
　安倍さんは、もう念願の総理になれたのだから国のために早く辞任し、人格的にも能力的にも経験的にも優れた本物の人に総理になってもらい、急を要する様々な問題に対処してもらいたい。