身体障害者の人たちが、障害を何とかカバーして仕事やスポーツなどに努力している姿を見て、「涙が出た」「すばらしい。感動した。」などという人がいる。いるというより、ほとんどの人がそうかもしれない。
 そういう人たちを見ていると腹が立つ。障害者の人たちに失礼だし、それは正義感ぶった差別意識である。身体に障害があろうとなかろうと、人は能力的なものでも物理的なものでも、お互いの不足を手助けし助け合いながらやっているのである。例えば、能力が自分より部分的に不足している人を見て、あなたは同情して泣くのだろうか。その人を馬鹿にしているとしか思えない。障害者を一般の人と同じ土俵で見ず、べっ視することはやめたほうがよい。