北朝鮮が「我々はこれまで日本が六カ国協議に参加することを好ましく思わなかったが、他の参加国との関係を考慮して適当に接してきた」「日本は米国から協議結果を知れば済むことだ」などと話しているそうだ。
 はじめて北朝鮮からまともなことを聞いた思いだ。他の4カ国もそうだろうし、日本でも多くの人がそう思っているのではないだろうか。外交下手で、効果のでないやり方ばかりやっている、未熟でアメリカ無しでは何もできない日本に、参加の意義を見出せない。
 日本の核議論についても、日本国民も含め世界中の人は、日本は核に前向きな方向に進もうというニュアンスを持った言い方だと感ずるだろう。しかし、日本の政治家達は、「民主主義国家なのに議論を否定するのですか。」などと訳のわからない言い訳をし、自分達だけがごまかすことに成功したつもりになっている。日本の政治家達は、このような発言をすることが日本の言葉の重みを弱め、被爆国としての存在意義も消し去ることになることが理解できないようだ。諸外国からも、アメリカの後ろにがんばってしがみついている変な国としかうつらない。
 小泉さんのほうがまだ諸外国から信頼されていたし、日本はあなどれないなと他国に思わせていた。小泉さんはワンマンとか、人のいうことを聞かないなどといわれたが、他の大国の指導者を見ると、あのくらいの指導力や意志の強さがあるのが普通で、あのくらいの強さでようやく普通に他国と対等にやっていけるのだと思う。安倍さんは、「諸外国ともよく相談をして決めたい」などとよく言うが、自国の意思はないのかと思う。自国の意思を持って、調整のために諸外国と相談するのではなく、相談してから自国の意志を決めようとするから、弱い国、責任感がない国、信用できない国といわれるのである。安倍さんや、それを取り巻く人々は、マイナスになるよけいなことばかりを言うし、言った後の弁解内容が、またよくない。今の三役や閣僚、補佐官などには、はったりばかりの未熟者達が集まってしまった。多くの外交問題を抱えているさなかに、これは非常にまずいことである。
 無理だとは思うが、政治家は国内向けに幼稚な屁理屈ばかり言ってないで、他国と対等に渡り合えるような言動をとろうという目標だけは持ってほしい。